2013年12月17日火曜日

Miryan and Gamcheon-dong Culture Village


密陽(밀양)Miryan

































山のなかでは
たまに夕焼けと朝焼けの区別がつかなくなる一瞬があって
思わずハッとする

山からはパワーの強さをじんわりと感じ
その土地を守るため身体を張り そこで決して短くない年月を過ごすことを余儀なくされた年配の方々の愛の深さを知る

言葉の通じない他の国から来たわたしに
皺の深いその顔で 慈愛に満ちたような笑顔を向けてくれた
おばあちゃん達

わたしの冷たい手を自分の手で包んでは暖め

突然表れそして去って行くわたしに何度もハグをしてくれた


沖縄・高江でも感じたことだけれど,

そこにいる人々は決して絶望してはいなかった

自らの終わりを決めた人も  いる

だけど

それでもわたしには確かに

その場所に 愛と希望が見えた



また会いにいこう


もう "見知らぬ誰か"  なんかじゃない




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 甘川洞文化村(감천동문화마을)

Gamcheon-dong Culture Village











































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わたしがいま滞在しているここ釜山で, 色んな面白い場を作る人々や, アーティスト, ミュージシャンをはじめとする人々と日々接していると, 刺激を受けるし勉強になるし, とても愉快。
そしてとりわけ楽しいのが, 町の人々と接する時。

よく行くスーパーのおじさんだったり
行きつけのバーのスタッフさん達
はじめて行った美容室のスタイリスト
酒屋のおばちゃんや温泉場の番頭さん
いくつかできた, 顔見知りのカフェとか
















町中では英語が通じないことも多いから
覚えたての言葉を組み合わせて使って

電車やバスに乗る時も
どこか少し緊張したりワクワクしたり


一つ一つに文化や慣習が見えたり
見ようとしたり





















これまで経験してきた旅とはまた違う

その町や町の人々を愛おしく思う気持ちが芽生えはじめて

改めて

物事を考える時に きっと自分が今まで生きてきた中で築いてきてしまった柵 のようなものを
取っ払ってしまいたいと感じている

価値観や固定概念といった

これからの時代には特に足かせになりかねない, 自ら自分を窮屈にしていると感じていたものを

それはまるで成長と共に小さくなっていく子どもの洋服のよう

そのもの自体が変わったのではなくて

自分が変化している ということ


変わっていける

変わりたいと 思う








   







  










































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