2010年9月5日日曜日

CD作業in寺やらセラフィーヌの絵からMaceo Parkerまで


只今絶賛 “ヴィジョンと野鳥” 1stデモCD作成期間中なのですが, この前は作業をしに渡辺アキオくんのご実家へお邪魔してきました。
実家... って良い響きですよね。よいよい。
















肝心のCDは来週11日の福島ライブには間に合うように進めています。
中にはささやかながらのオマケも入れる予定です。
密やかに楽しみにしていてくれると嬉しいです。

そこは普段あまりビデオカメラをまわすシチュエーションではない場所なので, ちゃっかりカメラをまわしてきました。
いつかどこかで素材として使えるんじゃないかと見込んで。
良い場所だったなぁ。
お邪魔しました◎

















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少し前にBlogでリコメンドした映画「セラフィーヌの庭」。
そのセラフィーヌが描いた絵が, 世田谷美術館に1枚だけ所蔵されているということで観に行ってきました。
何年か振りの砧公園も堪能。
この公園はなんだか日が暮れてもずーっといれます。落ち着く。
































そしてセラフィーヌの絵。
映画を観ていたからか, とってもとっても感動的な再会を思わせるような, なんだかロマンティックささえ感じさせる対面となりました。
実際に観てみると心底欲しい!と思わせるもので。
本当に欲しいと思う絵は, わたしは今までの人生で2枚くらいでした。
これで3枚目。
(画商さんはこういう感情から画商さんになるのでしょうか?)

セラフィーヌの絵, 素敵ですよ。
絵の具にいろいろと混ざっているんでしょうね。


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何年か振りに東京JAZZ@国際フォーラムAホールへ行きました。
Marcus Millerがバンド編成でNHK交響楽団と一緒に演奏したり(Roberta Flackがゲストで1曲入ったり), Larry CarltonとTak Matsumotoが(略
とにかく, Maceo Pakerが楽し過ぎてずっと笑ってました。
1音目から踊りだしたかった...けどここは東京JAZZ。
お, 踊れない...!
体が動いちゃうのに踊れないって試練ですね。
でもラストにはMaceo Pakerがみんなを立たせてくれたので控えめに踊れました。
どうしたらあんなにあんなにfunkyな唄をうたえてあんなsaxを吹けるおじいちゃんになれるのでしょうか。
かかかかかっこよい...。
絶対またライブ観に行きたい!うぎゃ!と思って某サイトをチェックしたら11月にChick CoreaがChristian MacBride(b)とBrian Blade(ds)がを引き連れて来日するそう...!
去年はこの3人+John McLaughlinの公演を観てすっかりBrian Bladeのファンになったのできっと行こうと思います。


funkyなjazzのあとにはお蕎麦とお酒。
お蕎麦屋さんでいきなりお蕎麦を注文するはずもなく, 美味しいおつまみにお酒がすすみます。
徳利(とっくり)とお猪口が切子で素敵でした。
最近日本酒と徳利, お猪口, ぐい呑みがすきです。

















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夏バテ対策プレート
(ちなみにプレートは琺瑯(ほうろう)です)

野菜たくさん, お肉でタンパク質をとって, 糖分もエネルギーとして大切なので即席プリンも。




















しかし先週からずっと体調が本調子に戻りません。
こころは元気です。


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またまた嬉しいことがありました。
多分19日にUstream配信でお知らせできるかと思います。
出演した映画「seesaw」について。



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BGM:Zero7「Today」


2010年8月31日火曜日

9/11(土) “ヴィジョンと野鳥”Live show@福島


今年5月から活動開始したヴィジョンと野鳥ですが, はじめて東北でライブをします。
福島県は鮫川村, 鹿角平観光牧場BBQスペースにて。
個人的に行ったことのない土地なのでそれだけでもワクワク◎

一緒に東京から行くメンバーは, 絵描きchee / Sandal SoulことSunny / Tahnya
.... これは我々女子3人企画イベント「Like a Sunny Sky」のようではありませんか!
アトリエも一緒に行けたら良かったな。

今から楽しみで仕方ありません。
空気とか水とか地酒とか。


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29日は小岩のBack In Timeというお店で“ヴィジョンと野鳥”2ステージliveでした。
はじめての街。

来てくれた方々ありがとう!

これからもっともっと色んな土地, 色んな場所でライブがしたいです。
いろいろな場で, 水のようにしっとりと馴染むおんがく空間を。


Photo by Kagegon(影山 雅司)




















































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ディジュリドゥ奏者GOMAさんの「記憶」展に行きました。
そのときの, 青山PLSMISのガラス壁。
















去年11月に事故に遭い, 高次脳機能障害になってしまったGOMAさん。
事故後から急に絵を描きはじめたそうです。
詳しくはご本人のBlogを。

なんと言えば適切なのか良く分からないので口をつぐんでしまうんだけど, その場の空気は本当にエネルギッシュで心強いというか, 一枚一枚の絵から放出される空気が上に向かっていました。
わたしは, そう感じた。
「凄いなぁ。凄いなぁ。」
そう心のなかで呟きながら観ました。
特に, 事故で生死をさまよっていたときに見た映像を描いたという絵に釘付けでした。


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8/28 BLANK MUSIUM@原美術館






















































原美術館とUPLINKの共同企画, BLANK MUSIUMというイベントへ。
この美術館へ行くのは去年秋に伊東篤宏さんのインスタレーションを観に行った以来でした。

館内と庭を使って音楽や映像やパフォーマンスなどを楽しめる4日間。
わたしは8/28に行きました。
この日のラインアップ。

- Performance -
飴屋法水たち
東野祥子
ホナガヨウコ企画

- Live -
伊東篤宏+山川冬樹
勝井祐二(音楽)+迫田悠(映像)
日比谷カタン
山本精一+JOJO広重


去年わたしがのほほんと撮った写真が当時原美術館のネットマガジンに使われて, その写真を使ってくれた女性学芸員の方はもう退館されていたんだけどこの日遊びに来ると聞いていて, でもお会いできなくて残念でした..
そういう素敵な方が働いていたというのもあって, わたしの好きな美術館のひとつです。

しかし庭で聴くとまた, ひと味もふた味も違いますな。
とっても貴重な時間を過ごせました。
屋上から聴こえる山川さんのホーメイにも感激。
伊東さんに感謝。


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夏野菜プレート
お友達のアメリカ人Noahくんに美味しいゴーヤの浅漬けのレシピを教わったので応用して作ってみたら夏にぴったり。
My夏バテ対策メニューに追加されたのでした。
























残暑と仲良くして元気に過ごしたいものです。


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BGM:Ravi & Anoushka Shankar

2010年8月24日火曜日

29日 ヴィジョンと野鳥ライブ@小岩Back In Time


29日(sun)はヴィジョンと野鳥Live show!
場所は小岩Back In Timeさん。























はじめてのまち, 小岩。
お店の場所 google mapはコチラ
20時からはじまります。
¥1,500です。

この日いろいろと愉快なイベントが幾つかかぶっていますが, それらを差し置いてヴィジョンと野鳥を聴きに来てくれる方, 諸手をあげてお待ちしています◎
わっしょいわっしょい。

9月は関東でのヴィジョンと野鳥ライブはありませんのであしからず。


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嬉しいことがありました。

その話は, またこんど。


















































祝杯をあげたり
お祭りに行ったり
自作シングルスピードのロードバイクでみんなでサイクリングへ行ったり
多国籍ブリトーパーティをしたり
映画を観たり
音楽を聴いたり
本を読んだり

時間をつくってこころにゆとりを


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Photo by Kiichiro Nakamura














映画「seesaw」の一部のみんなと「ペルシャ猫を誰も知らない」というイラン映画を観に行きました。

わたしは劇中の(予告編にも出ている)「アイスランドに行きたいんだ。シガー・ロスを見る。それが僕の夢さ。」という言葉で号泣。

なぜ号泣したかというと, きっと映画を観れば分かると思います。
音楽をやりたくてもライブも出来ない環境。
許可がおりない限り国内では抑圧されたなかで隠れて活動しなければいけなくて, コンサートが見つかればお客もろとも逮捕されてしまうなかで, ミュージシャンとして音楽をやるということがいかに大変なことか。
音楽を自由にやるために海外へ渡ろうとする主演の2人ユニットをはじめ, 実際のイランのミュージシャン達が出演しています。

音楽映画は, 映画としてどうこうとかは問題じゃないのです。わたしにとっては。
そこを感じる余裕などなく, 必死でした。


音楽を愛するひとにオススメします。



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BGM:Hilmar Örn Hilmarsson & Sigur Rós